それもまた一興

普段はただのOLです。2019年3回目の訪朝、平壌の金日成広場で新年を迎えました。南北両方の朝鮮半島、そして中国大陸に入り浸り。

2018.12 北京の胡同で隠れ家的な湖北料理「静一餐厅」

 

 

正直、今まで「湖北料理」をちゃんと食べたことが無く、どんなものかイメージも無かったけど、

なかなかイケる湖北料理レストランを北京で発見しました。

 

 

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場所は胡同の骨董街、琉璃厂の近くにひっそりと。。

中国の首都北京と言えど、いちど胡同の小道に入ると明かりも少ないです。

 

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インテリアはなんとなく日本風w

 

入店時はかなり混み合っていて、ぎりぎり空いてたカウンター席に。

我々で満席となり、そのあと何組か来店するも店内に待つスペースは無く、そのまま退散していた模様。

行くときは事前に電話するのが良いかもしれない。

 

 

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こちらがメニュー。

筆の手書き!そして達筆。洒落てる。

そんでもってお値段はリーズナブル。

 

 

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とりあえず最初はビールを頼む。

青岛も燕京も無いとのことで、唯一のビールはバドワイザーw

洒落てる。。

 

しかしここは中国、がっつり常温でした。安堵。

そしてコップが湯呑み風なのがなんとも。

 

 

頼んだメニューはこちら。

 

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①鱼籽烧豆腐

 

こちらのお店イチオシの看板料理。これが、大正解。

見た目は麻婆豆腐そっくりだけど、味は別物。

 

「鱼籽」魚卵という意味ですが、魚卵感はそこまで強くない。

むしろ、言われないとわからないくらい。

しかしコクのあるまったり感はそれが由来なのかも?

 

辛くはないですが花椒の風味はしっかりと効いていて、香りが良い。

未知の領域だった湖北料理、こんなに美味しいものがあるとは。。。

 

 

 

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②霉千张卷

 

豆腐皮(厚めの湯葉のようなもの)をくるくる巻いたものとネギのピリ辛炒め。

豆腐に味が染みてます。

 

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③农家小炒肉

 

こちらは豚肉の田舎風炒めという感じでしょうか。

 

 

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④白花菜炒饭

 

高菜チャーハン的なやつです。

普通に美味しいですが、ご飯進む系のおかずが多かったので普通に白ご飯でもよかった説もあります。

 

 

店内はやや日本風(?)で洒落た感じですが、メニューのラインナップは家常菜というか农家菜といったような、素朴な面々。

とはいえ、マジモンの田舎で出されるような大味感は無い。

それぞれの料理のポイントを押さえたうまみがあり、特に鱼籽烧豆腐の味は絶妙そのもの。

 

いや〜これはいい開拓ができたな。

 

ちなみに、店内にお手洗いは無いので外に出て100mほど暗い道を行った公衆トイレを使います

そこもまた老北京な感じがして私はツボです(^q^)w

 

 

お店はこちら↓

静一餐厅,★★★★☆,¥86/人,前门湖北菜,琉璃厂东街2号http://m.dianping.com/appshare/shop/92797732